デッサン陶器の皿の描き方【まずはシンプルな模様のお皿を選ぼう】

皿アイキャッチ デッサン
皿のアイキャッチ

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「陶器のつるつるした感じが描けない。」

「皿の底がうまく描けない。」

「陶器が白いので、影と光が強く当たっているところの差が描きにくい。」

 

陶器のお皿ってつるつるした感じや、白いものが多いので影と光が強く当たっているところの差が描きにくかったり、底の部分を描くとバランスが悪くなったりしますよね。

私も光の部分を目立たせるために全体的に何度も黒く塗ったり、底を描きなおしたりして時間がかかっていました。

そこで今回は『デッサン陶器の皿の描き方【まずはシンプルな模様のお皿を選ぼう】』の紹介をしたいとおもいます。

 

デッサン陶器の皿の描き方-その1.モチーフ選び

モチーフ選びは初心者の人にとってはとくに重要です。

以前キッチンペーパーをモチーフに選んだ際に、柄が描きにくく何度も心折れそうになったからです(;^ω^)

デッサンにあまりが自信がない人もそうですが、そういう人はまずシンプルなモチーフから描いて数をこなして少しづつ自信をつけていく方がいいからです。

 

話が少しそれましたが、お皿のモチーフを選ぶときは柄が多くなく、お皿の形もまん丸だったり真四角などのシンプルなものをモチーフに選ぶのをオススメします。

 

デッサン陶器の皿の描き方-その2.全体をとらえる

モチーフを選んだら、大まかに全体を描きます。

丸いものなら十字線を薄く描いて、最初は何重になってもいいので、十字線をもとに丸い線を描いていきます。

綺麗な丸が描けたら他の線は消して、線を整えます。

 

陶器のつるつるした感じを出すため、透明なモチーフと少し被りますが、お皿全体をまずは薄い鉛筆で黒く塗ります。

どれくらいの濃さで塗ればいいのかわからないときは、スマホのカメラをモノクロモードでお皿を撮ってみましょう。

 

ただし、試験では使わずに練習のときだけ使うようにして下さいね(;・∀・)

 

また底を描くとバランスが悪くなる人は、下記の図のように外側の丸と小さい丸を描いて、下にずらすようにして描くと描きやすくなりますよ。

底以外にも皿の内側の影を描くときの目安にもなりますので、底や影の描き方に悩んでいる人は、一度試してみて下さいね。

 

皿の底

皿の底の描き方

 

デッサン陶器の皿の描き方-その3.縁や柄も描く

ある程度全体の色が決まり、塗り終わったらモチーフの縁を練り消しで消しましょう。

縁が目立たないときは、少し濃い鉛筆で縁以外のところを塗ります。

あとはお皿の深さにもよりますが、影になる部分は気持ち濃い目に塗り、明るい部分もそのままにせずに、全体で塗った色の少し濃い鉛筆から塗っていきましょう。

 

影や明るいところの色が出来上がってきたら、柄がある場合はこのときに描いていきます。

そうしないとお皿の影などを描きなおして、また柄の色も描きなおさないといけなくなり手間が増えてしまいます。

実際私がそうでしたので…私みたいにならないようにしましょう(笑)

 

デッサン陶器の皿の描き方-まとめ

  1. モチーフにはシンプルなお皿を選ぶ(形、柄)
  2. 全体を大まかに描く(丸なら十字線を描いてからなど)
  3. 線が決まったらいらない線は消す
  4. お皿全体を薄い鉛筆で塗る
  5. 色が分からない場合はスマホのカメラのモノクロモードでモチーフを撮って確認(試験では使わない!!)
  6. 外の皿より小さい丸で下にずらし、底と内側の影の目安にする
  7. 練り消しで縁を消す、目立たないときは周りを少し濃く塗る
  8. お皿の明るいところもそのままにせず、全体で塗った色より少し濃い鉛筆から塗ってバランスをとる
  9. 影や明るいところの色のバランスをとれたら、柄を描く

 

この他にも紙製のお皿や陶器のコップ、慣れてきたら柄があるものや形が変わっているお皿などのデッサンにも挑戦してみると、質感や観察力を鍛えられるのでオススメですよ。

 

以上で『デッサン陶器の皿の描き方【まずはシンプルな模様のお皿を選ぼう】』の紹介を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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