イラストの点描の描き方、明暗の描き分け方やオススメのペンは?

点描のアイキャッチ イラスト
点描アイキャッチ

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「点描での明暗が描き分けられるようになりたい」

「点描を描いてみたいけど、どういうときに使ったらいいか分からない」

 

漫画が好きでよく読むという人は、影など表現するためのトーンが貼ってあるのを見たことがありますよね?

トーンや雑誌、新聞なども元は細かい点の集合体でできているんです。

インクではなくても、テレビなどの液晶も実は赤、青、緑の光が合わさってできているんですよ。

そんな少ない色で日々の番組や、サイトなどが見れているとおもうと驚きですよね。

 

点描の話しに戻ると、点描って点が複数集まってできるイラストですが、テレビと違ってグレーで表さないといけないので難しいですよね。

私も授業で点描でイラストを描いた際は、点の密度があいまいで点で描いただけのようになっていました…;

そこで今回は『イラストの点描の描き方、明暗の描き分け方やオススメのペンは?』の紹介をしたいとおもいます。

 

描き方1.グラデーションで点描を描く

点描の場合は色がグレーでしか表現ができないので、点の密度で明暗の表現をする必要があります。

なので最初はデッサンでもしていたカラーチャートのように、点描のグラデーションの練習をします。

黒が多い方は点描の密度を高くして、白が多い方は点描の密度を低くして明暗を表現するのを意識してグラデーションを作成してみましょう。

デジタルですが、下記の図も参考にして描いてみて下さいね。

 

点描グラデーション

点描グラデーションチャート

 

ここでちょっと個人的にオススメを入れさせて下さい(笑)

ボールペンでもいいですがボールペンだとにじみやすいので、乾かないまま使うと手にインクがついてしまったり、こすった感じになってしまったりと紙も手も汚れやすいですよね。

私も乾くまで待ちきれないので、よく手にインクがついたり、こすった感じになってイラストの下書きを何度も描きなおしていた頃がありました(;^ω^)

私みたいにインクが乾くまで待ちきれない!さくさく描きたい!!という人は、下記の0.3/0.1/0.05/0.03mmの太さの4本入りのコピックマルチライナーがオススメですよ。

専門学校で使っていたのですが、使いやすいので個人的にイラストのペン入れにもよく使っていました。

まずは4本で試しに使ってみて、使いやすい太さのペンを知るのもいいですね。

あとはブラシタイプがついているセットや、茶色のコピックマルチライナーもあるので、それらを使って描くことでイラストや点描の雰囲気が変わってくるので、イラストのバリエーションが増えてオススメですよ。

 

描き方2.イラストをグレー変換して点描で描く

グレー変換っていってもどうしたらいいか分からない人もいますよね。

自分で描いた絵や好きなイラストを、スマホのモノクロ撮影でグレー変換すると、黒の濃淡が分かりやすくなりますよ。

先に色の濃いところから描いていくと、薄いところが描きやすくなります。

線で描いていたときとイラストの雰囲気が変わって、柔らかい感じになるので、たまにはイラストの雰囲気を変えてみたいという人にもオススメです。

 

フランス人の点描画家のXavier Casalta(ザビエル カサルタ)さんは、虎や植物、建物などの作品を、全てペン先の太さ0.1mmの超極細ペンで描いており、現在も点描をメインとしたレタリングやイラストなどに精力的に挑んでいるそうです。

メイキング動画もあるので、少しですが点描の間隔など参考になるとおもいますので、よかったら見てみて下さい。

点描で植物や文字、建物に動物などをデッサンのように捉えて描けるのは、本当に凄いとおもいます。

ペンの消費もそうですが、完成までの時間も相当かかるとおもいますし、世界でみるとザビエル カサルタさんのような凄い人がたくさんいて凹みそうになりますが、学べることを見つけて、できることから真似して身につけていきたいですね。

 

点描の使い方

折角点描を描けるようになったら、どうせなら活かしていきたいですよね。

もしフリーマーケットでいらない物やハンドメイドを出品する人は、購入者の方へお礼のメッセージカードにちょっとイラストとしてつけ足したり、イラストの背景に描くのも雰囲気が柔らかくなるのでオススメです。

ただ誰彼構わずメッセージカードを付け足さず、相手がそういったものが好みではない場合もあるので、送っても良さそうな人にだけ送るようにしましょう。

 

 

代表的なものとして、下記のようなトーンは漫画でもみる人は多いのではないでしょうか?

一番描きやすいトーンなので、ぜひ点の密度に注意して練習してみて下さいね。

記事のトップ絵のように、トーンの大きさを変えてくっつけてみたり、丸だけじゃなくハートや星のトーンにしてみるなど、たくさん応用もできるのでオススメです。

 

点描のトーン例

点描のトーンの描き方例

 

まとめ

点描は漫画のトーン以外にも、テレビなどの身近なところでも使われているのは知らない人もいたのではないでしょうか?

まずは点描でグラデーションを描いて、密度での明暗の表現に慣れてきてから、点描のトーンを描いてみたり、点描でイラストを描いてみるのをオススメします。

そういった豆知識も含め、色んな人にデザインやイラストについて少しでも知っていただいて、よりイラストが好きになっていただけたら幸いです。

以上で『イラストの点描の描き方、明暗の描き分け方やオススメのペンは?』の紹介を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました(*・∀・)

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