イラスト傘の描き方4つのステップ【材質別の傘の色の塗り方つき】

イラスト

hikicomoriです。

よろしくおねがいします。

 

「傘の骨組みの描き方が分からない」

「傘と人のバランスが描けない」

 

傘を骨組みまで描くと、みえないところとみえるところも考えて描くことになるので難しいですよね。

私も傘が人より大きくなりすぎるか小さくなってしまったりと、傘を描くイラストは苦手でした。

なので今回は「イラスト傘の描き方4つのステップ【材質別の傘の色の塗り方つき】」を紹介します。

デッサンと同じように実物をみながらが一番なのですが、傘は大きくて場所をとるので写真をみながらこれから紹介する方法をしてみて下さいね。

描き方と普通の傘とビニール傘での色の塗り方も紹介していますので、もし傘が描けたら梅雨関連のイラストや夏関連でピーチパラソルや日傘のイラストなど、バリエーションが大幅に増えるので傘を描くのに苦手意識をもっていた人や描くものに悩んでいた人は、一緒に傘の描き方を習得しちゃいましょう(⋆ο∀ο)ノ

 

傘描き方ステップ1【楕円をななめに描いて浅いお椀を描く】

まずは傘を描きたい角度に楕円を描きます。

先に頭と肩幅をしたがきで描いてから描くと傘が大きくなりすぎたり、小さくなるのを防ぐことができますよ。

デジタルで描くなら、図形ツールをつかって楕円を描いてもいいですね。

楕円が描けたら半球を描きたし、浅いお椀を描きます。

 

傘描き方ステップ2【まんなかを決め、棒線をつけたす】

お椀のまんなかを決めて下記のように、棒をつき刺します。

最初は棒を描いてみて「なんかずれてるな」とおもうことがあるかもしれませんが、慣れるまでは納得いく位置に描けるまで描きなおしましょう。

傘のとっては棒より太く描いておきます。

棒はアナログでもデジタルでも、描くときは定規を使うようにして下さい。

とっての丸い部分は基本的にはフリーハンドになってしまいますが、画用紙や針金で自分でとっての型をつくって描くというのもいいですね。

「この方法だと描きやすくてきれいに描ける」といった描きやすい方法で描いてみて下さい。

 

傘描き方ステップ3【まんなかから傘の骨の線を描きたす】

下記の左の図のようにみえないところも関係なく、中心から中の骨の線をできるだけ均等にのばして描きます。

このとき、かならず両サイドに骨組みを描くようにしましょう。

そうすることで、あとあと完成したときのシルエットがきれいになります。

そしてある程度均等に傘のなかの骨の線を描いたら、下記の右の図のように気持ちすこし直線よりに骨の線と線をむすんでいきます。

描いたら傘でみえない線は消して、かたちを整えます。

左の図はよくみると中心はてっぺんではなく少し下にあり、線もカーブがかかっていますよね。

なのでてっぺんの部分は、少しボコボコしているようにして描くようにしてみて下さい。

 

傘描き方ステップ4【なかの骨組みを描く】

外側の輪郭が描けたら下記の赤い線のように、傘の骨組み線ととってからのびた棒とがほぼ垂直になるように描いていきます。

続いてスライド式の骨組みを描きます。

スライド式の線は、先に描いた骨組み線の中心にむかって描くようにして下さい。

先ほどの線は垂直でしたが、スライド式の骨組みの線はななめになるように描きます。

あとはみえないところにある線を消して、かさなって線がみえにくくなった線の太さを微調整して完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ】傘の色の塗り方

傘の線が描けたら色も塗りたいですよね。

なので、普通の傘とビニール傘の色の塗り方も紹介していきます。

普通の傘の塗り方

色がついた傘の塗り方から紹介します。

下記の図は左上から光があたっている設定で塗っています。

普通の傘の場合、光の反射と影のつけ方に気をつけて描いていくようにしましょう。

 

  1. 光があたっている部分は元の色より明るく淡い色を塗る
  2. 骨組みで仕切られている面ごとで色を塗る
  3. 傘の内側は半分まで影をいれる

 

 

ビニール傘の塗り方

次にビニール傘の塗り方を紹介します。

普通の傘と同様、光が左上からあたっている設定で塗っています。

普通の傘と材質がことなるので、傘の先にある物の透けている感やビニールの表現に注意して塗りましょう。

 

  1. 薄く灰色がかかった色を全体に塗る
  2. 光があたる面のてっぺんは白く塗る
  3. 傘の先に白い線を複数いれ、ビニールの引っぱられている感じをだす
  4. ビニールの中にはいる景色の物は、元の色よりも淡く塗って透けている感をだす

 

 

 

傘描き方のまとめ

  • 頭と肩幅をラフで描いて、傘の大きさをある程度決める
  • 決めた大きさのお椀を描き、お椀の中心に棒線を刺す
  • お椀の中心から均等に骨組み線を描く(両サイドには必ず線を描くこと)
  • 骨組み線と棒を垂直に線をむすぶ
  • さらにななめにスライド用の骨組み線を描きたす
  • 普通の傘は、骨組み線を仕切りに面ごとで光と影をつける
  • ビニール傘は、光があたる部分やしわに白をいれる
  • 傘のなかにある景色の物は元の色よりも淡く塗る

今回はまとめが長くなってしまいましたが、まずは普通の傘の線から描いて色を縫るまでをしてみるなど、一気にしょうとはせずに少しずつできるようになっていきましょう。

ビニール傘も描けたら、傘をたたんだイラストや和傘など、傘関連だけでもいろんなバージョンがあるので、挑戦してみるのも面白いですね。

以上でイラスト傘の描き方4つのステップ【材質別の傘の色の塗り方つき】の紹介を終わります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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