キッチンペーパーのデッサンの描き方4つ、最初は網目か無地にしょう

デッサン

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「円柱のモチーフ練習にキッチンペーパーをえらんだけど、ぼこぼこがあって難しい」

「芯のまわりに何枚もかさなっているから、その表現がわからない」

 

円柱のモチーフ練習として、家のなかにあって手軽にできるひとつにキッチンペーパーを思いうかんだ人もいるのではないでしょうか?

いざ鉛筆をとって描いてみたものの、キッチンペーパーはティッシュとちがい厚みがあり、なかには絵柄や模様が加工されているものなどもあり、ぼこぼこしていて明暗を描くのが大変だったりと意外と難しいですよね。

私も紙のかさなった表現、紙の厚み、柄の再現や輪郭線と円を不自然にならないようにするのに時間かかかりました。

さらには、私も家にあるキッチンペーパーをモチーフに選んだのですが、そのとき家にあったのがなんと“点でクローバー柄が描かれた”ものでした…Σ( ̄ロ ̄; )

自分できめたことなので最後まで描いたのですが、点とまわりの明暗を意識しつつもどんな柄なのかもわかりやすくしないといけないのでいまさらですが「キッチンペーパーって柄で難易度がかわるんだな」とあらためて思いました(笑)

なので、これからキッチンペーパーのデッサンをはじめたい。

あるいはキッチンペーパーのデッサンを描いた人の意見をききたい。

とおもっている人へ『キッチンペーパーのデッサンの描き方4つ、最初は網目か無地にしょう』を図も一部まじえながら紹介します。

 

コツ1-はじめは紙の模様は無地か網目模様を選ぼう

私が柄えらびも重要といった部分です。

柄つきのものを描くなら大きめの網目模様があるキッチンペーパーがオススメですよ。

網目だと1つ1つが大きいので、点で描いてある柄よりは影も描きやすいからです。

ただ無地も柄をきにしないでいいので描きやすいですが、キッチンペーパーの厚さや質感をしっかり観察する必要はあります。

ですが難易度でいうと描きやすいので、もしキッチンペーパーのデッサンをするなら、はじめは無地や網目の柄ものをさがしてみましょう。

 

コツ2-線はまっすぐ円はつぶさずは必須

最初の輪郭線は大事なので、めんどくさがらずに歪んでないかを確認しながら納得いくまで描きなおしましょう。

完成したときに輪郭線が歪んでいると、せっかくきれいに影や紙の厚みを描いていても違和感があって台無しになってしまいます。

なので、時間はかかっても慣れるまでは線が真っすぐで、円も違和感がないか何度も見なおしながら焦らずに進めていきましょう。

どうしても円がゆがむ、円の奥ゆきがでないと悩んでいる人は、下記の円の描き方も参考にしながら描いてみて下さい。

 

コツ3-かさなっている部分は、ベースを決めて明暗で調整する

キッチンペーパーのかさなった部分はさすがに1枚1枚描いていたらキリがないですよね。

なので、ベースは細く薄く描いておき、光があたるところはベースより細く、影のところはベースより太く濃く描いてかさなった表現に近づけましょう。

下記の図は、わかりやすくするため極端に描いてはいますが、ベースの線と光があたる線、影の線とで差をだしてかさなった表現にしています。

みえにくいかもしれませんが、実は紙と紙のあいだに光が差しこんでみえるように、影のある線は上は少し光があたっていてその下から影を入れています。

もちろんモチーフの観察をおこなう上でのことなので、モチーフに隙間がある場合などに活用してみて下さいね。

 

 

コツ4-円柱として影を先に描く

輪郭線を描いたら柄を描きたくなる人もいるかとおもいますが、ここは影を先に描きましょう。

先に影を描いてから柄を描く方が、キッチンペーパーの影をベースにして柄の影を調整しやすいからです。

ベースの影のあとに柄を描きはじめて、影が濃くなりすぎたとおもったら少しずつ薄くし調整しましょう。

このとき無地のキッチンペーパーの場合は柄はないので、影を描いたら紙質に重点をおいて描きすすめていきます。

あとはあせらず、最後まで観察して完成度をあげていきましょう。

 

まとめ

  • キッチンペーパーのデッサンをされる人は、はじめて描くなら柄は網目か無地で描く
  • 最初はゆがまないように円を描くのも大変ですが、輪郭線がしっかり描かれていると完成したときに違和感がないので時間がかかっても短縮せずに描く
  • かさなりの表現も、ベースの線をきめてから光があたるところ、影のところで線の太さを調整して描きわける
  • キッチンペーパーの円柱としての影を描いてから、柄や紙の質感を描くように順序をたてて描く

ちいさいことでもいいので”きづき”は大事だなと感じました。

みなさんもこんなことと思わず、どんなことでもいいので何かして「思ったこと」や「きづいたこと」を大切にして下さい。

以上で『キッチンペーパーのデッサンの描き方4つ、最初は網目か無地にしょう』の紹介を終わります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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