スプーンデッサンの描き方のコツ3選【学生向け】

デッサン

2020.4.11更新

初めまして、初投稿させていただきます。

hikicomoriです。よろしくお願いします。

学校や自主練として等デッサンのモチーフに身近にある金属スプーンを描いてみた方、何気に難しいですよね。

「スプーンの丸い所の影が上手く描けない…」

「スプーンの曲がった部分がなかなか納得いく描き方ができない…」

など、丸い部分の影や曲面や光の反射など、私も学生時代は何度も描き直したりと苦労しました。

そんなデッサンで苦労している学生さんに向けて、今回はスプーンのデッサンの描き方のコツを3つ、私が専門学校で描いて学んだことなども織り交ぜて紹介していきます。

一部、実際に私が書いた図も載せて解説していきます。

 

スプーンデッサンの描き方のコツ1つ目は、出来るだけ大きく描く事です。

スプーン等の小さいモチーフは、私も気が付くと小さく描いてしまうのですが、大きめに描いた方が修正もしやすくなるからです。

なので、紙も出来るだけ大きめのスケッチブックを使うと大きく描きやすくなります。

もし、小さい紙やスケッチブックを使っている人は、思い切って大きめのものを使うようにしてみましょう!

例えば今までB5サイズの紙を使っていた人は、いきなりA3サイズを使うのではなく、A4のような最初はひとまわり大きいサイズを使うようにし、徐々に大きく描くことに慣れていくようにしていきましょう。

 

スプーンデッサンの描き方のコツ2つ目は、形で何を描いているのか分かるようによく観察しながら描く事です。

それでは、突然ですが下記の図のどちらの向きの描き方のスプーンが良いと思いましたか?

 

 

上記の図のように、正面でも長く観察すればスプーンだと認識することはできますが、できたらすぐに認識してもらえる方が良いですよね。

特にスプーンは曲がっている所があり、その特徴も踏まえてスプーンだと認識出来ていると思うので、最初にどの角度から描いて行くかを決めるのも重要になります。

スプーンは丸い部分と柄を正面から描くより、実例のように斜めから描いていった方が曲面の部分も描けるので、特徴もとらえやすくなりますね。

 

スプーンデッサンの描き方のコツ3つ目は、モチーフの素材によりますが、影を濃く付けすぎない事です。

金属スプーンは、基本の色が灰色で影が黒なので、反射した部分以外は鉛筆で塗ることになりますよね。

なので、境界線があいまいになり、描いていく内に何を描いているのか分かりにくくなってしまいやすいです。

もし、同じ濃さの鉛筆で影を付けにくいときは、別の濃さの鉛筆を素材に合わせて使い分けしてみて下さい。

初めから濃い鉛筆を使うのではなく、まずはあまり濃くない鉛筆で影の部分を下塗りし、段々濃い鉛筆で濃くしていくようにしましょう。

 

以上がスプーンデッサンの描き方のコツ3つのまとめ

これ以外にも私が描いてみて思ったことですが、身近にあったスプーンが模様が細かくあるものは挑戦してみたいという方は良いのですが、最初はシンプルな模様のスプーンで描かれることをオススメします。

理由は、スプーンの影を付けつつ模様の影も気にしながら描かないといけないので、時間がかかってしまうからです。

完成した時もシンプルな方が影や光の反射が分かりやすく、パッと見た時にも良く見えますよ。

まずはひとまわり大きめの紙やスケッチブックで、大きく描くことに慣れるようになりましょう。

以上でスプーンデッサンの描き方のコツ3選は終わります。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

 

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