inkscapeとイラストレーターの違いは?どちらがオススメ?

InkscapeとIllustrator違い_アイキャッチ デザイン
InkscapeとIllustrator違い_アイキャッチ

comoriです。

よろしくお願いします。

 

「イラストレーターのようなもので無料で使えるソフトが知りたい」

「イラストレーターとの違いやどちらがオススメかを知りたい」

 

InkscapeとIllustratorは、両方ともベクターベースのグラフィックデザインソフトウェアですが、どんな違いがあるか分かりませんよね。

私も有料と無料くらいしか分かっていませんでした。

そこで今回は『inkscapeとイラストレーターの違いは?どちらがオススメ?』の紹介をしていきたいと思います。

 

違い1.ライセンスと価格

Inkscapeはオープンソースソフトウェアであり、無料で利用できます。
Illustratorは商用ソフトウェアであり、Adobe Creative Cloudの一部として提供されます。

使用するには有料のサブスクリプションが必要です。

イラストレーターの体験版の期間は7日間で、それ以降は月額2,728円で利用出来ます

月々だと3,828円となっています。

もし途中で解約したい場合、年間契約で月2,728円プランにすると、途中解約費用がかかってしまいますので注意しましょう。

途中解約する可能性がある方は、少し高くなりますが月々払いだと安心ですね。

 

違い2.プラットフォームのサポート

Inkscapeは、Windows、Mac、Linuxなどのさまざまなプラットフォームで利用可能です。

ですが、CMYKはサポートしていません。

 

Illustratorは、WindowsとMacの両方をサポートしています。

また、イラストレーターはCMYK・RGBの両方をサポートしており、印刷の際はイラストレーターの方がオススメです。

 

皆さんのパソコンはWindowsかMacのどちらかだと思いますので、特にどちらを使っててもソフトを使えるのはいいですね!

 

違い3.機能とツールセット

Illustratorは高度なベクターグラフィックデザイン機能を提供しており、プロフェッショナルなデザイン業務に広く使用されています。

また、高度なパス編集ツール、レイヤー管理、タイポグラフィ、画像トレースなどの機能があります。

よって、多くの機能がある為イラストレーターは仕事などで使うのに向いています。

 

Inkscapeは、基本的なベクターグラフィックデザイン機能を提供していますが、Illustratorほどの高度な機能は備えていません。

それでも、Inkscapeは多くの場合において十分な機能を提供し、フリーソフトウェアとして幅広く利用されています。

基本的な機能はあるので、Inkscapeはバナーやアイコン程度のものでしたら向いているとおもいます。

 

ファイルの互換性:

Illustratorは、多くのファイル形式(AI、EPS、PDF、SVGなど)をサポートしています。

また、他のAdobe製品との統合も容易です。

 

InkscapeはSVG(Scalable Vector Graphics)を中心にサポートしており、Illustratorのファイル形式(AI)を直接開くことはできませんが、一部の互換性があります。

※イラストレーター側でファイルを保存する際、「PDF互換ファイルを作成」にチェックが入っていないと開くことができません。

 

その為、仕事でお客様にデータを渡す必要がある場合は、AI・PDF・EPSなど多くの互換性があるイラストレーターの方が、データが開かないなどのトラブルも少なくてオススメです。

 

まとめ

以上がInkscapeとIllustratorの主な違いとなります。

どちらのソフトウェアを選ぶかは、個々のニーズや予算、プラットフォームの要件に基づいて判断する必要があるので、自分はどんな時に使いたいかを考えて選ぶようにしましょう。

 

以上で『inkscapeとイラストレーターの違いは?どちらがオススメ?』の紹介を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

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