hikicomoriです。
よろしくお願いします。
手って真っすぐ伸ばしていても微妙に曲がっていたり、どこまで影を付けていいか分からなかったり難しいですよね。
なので今回は「デッサン手の影の付け方3つ【初心者向け】イラストにも応用出来る!」を図を載せて紹介していきます。
デッサン手の影の付け方-1.遠近法を使う
山で例えてみますと、近くの山ははっきり見えるのに対して、遠くの山はぼやけていますよね。
それと同じように、輪郭を描いたら奥の線はティッシュで薄くぼかして下さい。
しわは奥側でもある程度描いておく必要はありますが、奥の方の影はぼかします。
手前の線は余計な線は消して、線をしっかり描いて奥の線と差をつけておきましょう。
デッサン手の影の付け方-2.関節ごとで分けて曲線で影を描く
まずは自分の指を観察して見てみると、指は関節がありますね。
最初に影を描く際は鉛筆を横に倒して大まかに描いても構いませんが、大体描けてきたら更に形に沿うように関節ごとで描き分けてみて下さい。
すると、影は真っ直ぐではなく少し曲線になるかと思います。
手は厚みがあり丸みがあるので、影を曲線で描く事で手らしさを表現します。
手の平も同様に、外側から内側に曲線に影を描くようにしてみて下さい。
手のひら側を描く時は光の当たり方でも変わりますが、白い部分がない位に結構黒めに塗ってみても大丈夫だと思います(笑)
真っ黒にまではしなくていいですが、少し光が当たっている所も薄くでも塗っておくと自然な感じになりますよ。
手のデッサン模型も販売されているので、両手を描きたい時などに利用してみるのもいいですね。
デッサン手の影の付け方-3.皺の濃さも差を付ける
手をどんなポーズでデッサンするのかにもよりますが、手の皺は場所によって濃さが異なります。
例えると手のひらの手相占いなどで言われる「運命線、生命線、知能線、感情線」の皺の所は、個人差はありますが大体の人はぱっと見てもすぐ見つけられる程くっきり線がありますよね?
そういう皺を同じ濃さで描いて、うっすらある皺や遠くの皺は薄く描いてよりモチーフに近づけていきましょう。
先に皺を描いてしまい、その後に影を描いて薄い皺が消えてしまってまた皺を描かないといけなくて面倒という人は、外側の輪郭線を描いた後は影を描いてある程度描いてから皺を描いていくと、二度手間を省く事が出来ますよ。
下の図は皺と影を大まかに例として描いています。
細かい皺や影などは各自でどこまで描き込むか判断していただく事になりますが、デッサンの参考にしていただけたらと思います。
デッサン手の影の付け方-まとめ
手の影の付け方を紹介しましたが他にも指の長さや爪、手の甲などもあるので、身近な手ではありますが意外と難しいですよね。
まずはパーの手を描いて、慣れてからチョキやグーのような他のポーズを描いていくといい練習にもなりますよ。
更にいうと、ガラスコップや箸など手に物を持ったモチーフを描くのもいいですね。
もしデッサンで色んなポーズの手を描くコツを掴めてきたら、イラストを描く際にも「箸を持つ手はどういう風に描いたらいいかな」と思ってもすらすら描けるようになります。
ただいまコロナウィルスの影響で外出を控えている人が多いと思いますので、良かったらこれを機に他のモチーフでもいいですが、色んなデッサンをして友人や周りの人をビックリさせてみませんか?
以上で「デッサン手の影の付け方3つ【初心者向け】イラストにも応用出来る!」の紹介を終わります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
重複する箇所もあるかと思いますが、イラスト用の手の描き方もありますので、良かったらご活用下さい。
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