hikicomoriです。
よろしくお願いします。
「ハサミが綺麗に描けない」
「ハサミの持ち手部分と金属の描き分けが出せない」
一見簡単そうなハサミですが、左右の形が異なるので左右対称ではないため、モチーフのバランスが取りにくいですよね。
また大半のハサミは持ち手の部分がプラスチックなどでできているので、ひとつのモチーフでも素材ごとに描き分ける必要があるため、もし試験で複数モチーフの中にハサミがあれば混乱してしまいますよね。
私も試験では出てきてないですがハサミのデッサンをしてみると、プラスチックの軽い感じと、金属部分の重量感を鉛筆で表すのが大変でした。
なので今回は『ハサミのデッサンのコツ3選!持ち手と金属の描き分け方などを解説♪』の解説をしたいと思います!
コツ1:ハサミの横線を入れる
とはいっても、どうやってハサミの素材の違いを描けばいいか分からない人もいますよね。
試験でしたら不審者とおもわれそうですが、ハサミの近くまで顔を近づけて観察してみると、金属らしい特徴がありました。
それがハサミの金属でも、下記の図のような内側部分にある横線です。
逆に外側の面はつるつるしているので、これらを意識して描くことでだいぶ金属らしさがでてきます。
そうすることで持ち手との異素材感もデッサンで区別できるようになるので、意識して描いてみて下さいね。
コツ2:持ち手はH鉛筆、金属はB鉛筆で描く
持ち手のプラスチックは、金属部分より薄く描かないととおもってしまい、立体感がわかりにくくなってしまいますよね。
なので持ち手は固いH系の鉛筆で描くと、あいまいになりすぎず、薄いのに立体感をだすことができます。
あとは持ち手の形に合わせて短いタッチで描くと、ぼんやりしていたのに対して立体感がでてきます。
金属はB系の鉛筆で濃い部分ははっきり描き、映り込みや強く光が当たるところは練り消しなどで消して表現します。
練り消しで消す前に、持ち手に使ったH系の鉛筆は固いため一面塗ると、どこかでムラができてしまうことがあるので、ティッシュペーパーでなだらかにしてから練り消しを使うようにしましょう。
コツ3:ハサミの直接面に当たる影と浮いた影も表現
今までの記事でもそうですが、手前ははっきり奥はぼんやりと描くと遠近法でより立体的になるので、長くなりましたが下描きをして本格的に描きはじめる際は、モチーフの手前の方から描き込むようにしましょう。
奥から描いてしまうと完成してもどちらが手前なのかがわかりにくく、せっかく頑張って描いても違和感が残ってしまいます。
奥から描きたくなっても、ぐっとこらえて手前から描いていくように習慣にしていくようにしましょう。
まとめ
- ハサミの金属の内側部分にある横線を入れる、逆に外側の面はつるつるしている
- 持ち手は固いH系の鉛筆で描き、持ち手の形に合わせて短いタッチで描く
- 金属はB系の鉛筆で濃い部分ははっきり描き、映り込みや強く光が当たるところは練り消しなどで消す
- 下描きをして本格的に描きはじめる際は、モチーフの手前の方から描き込む
ハサミは簡単そうですが独特な形や異なる素材が合わさっているモチーフなので、素材の描き分け
や左右非対称のモチーフの練習にオススメです。
以上で『ハサミのデッサンのコツ3選!持ち手と金属の描き分け方などを解説♪』の解説を終わります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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