筆のデッサン-ハケ等のモチーフは一括りで考えよう‼【絵具の筆】

筆(絵具) デッサン
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hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「毛束があるデッサンの描き方が分からない」

「毛束の影のつけかたが分からない」

 

ハケなどの毛が束ねてあるモチーフは、一本一本が重なっているので、どう描いたらいいか分からなくなりますよね。

私もモチーフと影の見分けがつかなくなり、四苦八苦してました。

そこで今回は『筆のデッサン-ハケ等のモチーフは一括りで考えよう‼【絵具の筆】』の紹介をします。

 

ただハケがなかったので、絵具の筆をモチーフにしていますので、それでも大丈夫という人はどうぞ(;^ω^)

 

筆のデッサン1.毛束は一括りで考える

試験の場合は1本1本描いたら、時間がいくらあっても足りないですよね。

なので、一括りで考えて描くようにしましょう。

いきなり言われても、よくわからない人もいますよね;

形で変わりますがハケだと長方形、先がとがった筆は円錐などで変換して、下書きで描いてみて下さい。

次で紹介しますが、そこから濃さが異なる鉛筆で線を複数引いて、毛の柔らかい感じや複数の合わさっている感じをだしていきます。

 

筆のデッサン2.明るいところと暗いところで分けて描く

ある程度一括りで描けたら、暗いところと光が当たって明るいところを観察して下さい。

最初に一面は薄く黒く塗ったら、暗いところを薄く塗ったときより濃くして大まかに塗ります。

塗ったら指かティッシュで境界線をぼかしながら、グラデーションをつけていきます。

 

では毛先の影や毛束の表現は?ってなりますよね。

ここはちょっと慣れもいりますが、Bの鉛筆で点描や短く線を引くなどで描きます。

明るいところがあったら、練り消しでちょっとつつく程度で微調整していきましょう。

 

分かりにくいかもしれませんが、実際に描いた筆のデッサンの一部を載せておきます。

参考になりましたら幸いです。

 

筆デッサン

筆のデッサンの例

 

筆のデッサン3.影の部分は鉛筆は垂直に立てて描く

影が薄いところも濃いところも、鉛筆は垂直に立てて筆の向きに合わせて真っすぐ引くを繰り返します。

このとき明るいところの影はH系の鉛筆で、暗いところの影はB系の鉛筆で描きます。

ただ、上記の毛先の部分までは引かずに残すようにして下さい。

あと下の面にできる影は、一番濃い色の鉛筆を垂直に立てて、毛先と同じ色にならないようにします。

 

使ったことのある筆の場合、毛先の方は広がっていくので、特徴をとらえる練習にはオススメです。

新しくて綺麗な筆でもいいのですが、水で濡らしてみたり絵具などをつけたモチーフで描いてみるのもいいですね。

 

まとめ

  1. 筆の形を図形に変換して下書きする
  2. 1本1本ではなく一括りで考える
  3. 一面薄く黒く塗る
  4. 光が当たり明るいところはそのまま
  5. 暗くなっているところは薄く塗ったときより濃く塗る
  6. 境界線をぼかしてなじませる
  7. 毛先は短い線や点描で影をだす
  8. 影のところは鉛筆を垂直に立てて真っすぐ引く
  9. 明るいところの影はH系で、暗いところの影はB系で描く
  10. 下の面の影は一番濃い鉛筆で垂直に立てて、毛先と色が同じにならないようにする
  11. 使ったことのある筆の方が特徴の練習にオススメ

 

慣れるとイラストの髪の毛の色を塗るときでも応用できるので、ハケや絵具の筆などでデッサンの練習をしてみて下さいね。

 

以上で『筆のデッサン-ハケ等のモチーフは一括りで考えよう‼【絵具の筆】』の紹介を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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