久しぶりに投稿失礼します、hikicomoriです。
よろしくお願いします。
「色鉛筆の肌の影を塗っても立体感が出ない。」
「横向きの影の付け方が分からない」
色鉛筆は一番身近にあって、色を塗りやすい画材ですよね。
でも色を塗るとなると人物は特に複雑な構造をしているので、難しいですよね。
私も好きな絵から真似して、色鉛筆で影を塗れるようになりました(;・∀・)
そこで今回は『色鉛筆の肌の影のつけかた【影は最初は薄く塗ってから段々濃く塗る】』を紹介したいと思います。
色鉛筆の肌の影のつけかた《1.まずは肌色で使う色を準備》
色鉛筆をいちいち探すのも手間なので、最初に使う色をだして並べておきます。
このときに芯がでてなかったり、一部がとがっている場合は削ったり、いらない紙で先が丸まる位に整えてから使います。
また、女性と男性では肌の色みが若干異なるので、ごっちゃにならないようにしましょう。
男性の場合
- 肌色
- 橙色
- 黄土色
- 茶色
もし手持ちの色鉛筆の種類が少ないときは、男性の場合は橙色、茶色など黄色系を使うといいです。
女性の場合
- 肌色
- 橙色
- ピンク
- 朱色
- (茶色)
もし手持ちの色鉛筆の種類が少ないときは、女性の場合は橙色やピンクなど赤系を使うといいです。
共通は肌色と橙色ですが、男性と女性で色みで差をつけたい場合は、重要になってくるので準備の段階で混合しないようにしましょう。
音楽を聴きながらなどのながら作業でしてしまうと、ちゃんと見らずに取ってしまい、間違った色を塗ってしまうことがあるので…私もよくありました(;^ω^)
ながら作業するのが駄目という訳ではないので、人間なので間違えることもあるのでできる限り対策していきましょう。
色鉛筆の肌の影のつけかた《2.薄い色から薄くベタ塗り》
最初は男女共通で肌色を塗ります。
ベースの色なので、最初から濃く塗ると影の色が塗りにくくなるので、薄く塗っていきます。
その後に橙色を影の部分に塗ります。
例として下記に正面ですが、影とハイライトのつけ方を載せておきます。
橙色は下記の図でいうと、ピンクの部分に塗っていきます。
影とハイライトのだいたいの場所が分かったら、男女別でも応用できるので参考にしてみて下さい。
女性編
ここからは使う色が異なるので、別々に紹介していきます。
女性の肌は赤みがあるので、薄く全体にピンクを塗ります。
影の部分にはまずは、朱色を塗ります。
朱色が無い人は、橙色にピンクか赤を薄く塗って調整して下さい。
茶色は小麦色の肌を塗りたい時に、赤を薄く加えながら使うようにしてみると、女性でも日焼けした肌の表現っぽくなりますよ。
男性編
男性の肌は黄みがあるので、薄く全体に黄土色を塗ります。
黄土色が無い人は、橙色に茶色を薄く塗って調整して下さい。
影の部分にはまずは、ベースより少し濃いめに茶色を塗ります。
小麦色の肌を塗りたい時は、表現したい日焼け具合まで茶色を少しづつ濃く塗ると、日焼けした肌の表現っぽくなりますよ。
全体的に浅黒いときは、一部(首にできるあごの影など)に、少し黒で影を描くのもありです。
色鉛筆の肌の影のつけかた《3.グラデーションを使ってベースと影をなめらかにする》
グラデーションといっても今までの塗った色を一部だけ濃くならずに、ベースも影も自然な感じに塗っていくようにしていきましょうということです。
ティッシュや指で境界をぼかすなどの方法もあるので、最初は慣れずに不自然なグラデーションになってしまっても大丈夫です。
影の方がベースより濃くなり過ぎてしまうことが多くなりやすいので、主に影を一気に濃く塗らずに少しづつ濃くして塗ると、影がベースより浮いて見えることは減ると思います。
横顔編
横顔って輪郭を描く場合でも難しいですよね。
これはおまけ扱いなので、まずは正面の影の描き方から慣れたあとにでも実践していただけたらと思います(*^-^*)
塗るとなってもまず輪郭線が整ってないと塗るとなった際に「横顔はどう塗ればいいんだっけ…;」と混乱してしまいやすいので(;^ω^)
順番でいうと正面(輪郭線)→正面(色)→横顔(輪郭線)→横顔(色)で、少しづつクリアしていきましょう。
では以上をふまえて、横顔の影の例の図を載せながら紹介していきます。
例のイラストは前髪がないですが、おでこの影をつけるところを分かりやすくする為なので、前髪を描くときは前髪の影を忘れないようにして下さいね。
目頭から鼻の影は頬のふっくら感がでて立体感がでるので、立体感を出したい人にオススメです。
色鉛筆の肌の影のつけかた《まとめ》
- 使う分の色鉛筆を並べておく+削ったり、芯を丸く整える
- はじめは薄く塗りはじめる
- 女性の肌ベースは赤み(ピンクや朱色)を含む色鉛筆で塗る
- 男性の肌ベースは黄み(黄土色や茶色)を含む色鉛筆で塗る
- グラデーションが難しい場合は、ティッシュや指でぼかす
- 影がベースより濃くなりやすいので、少しづつ濃く塗るようにして浮き過ぎないようにする
- 正面(輪郭線)→正面(色)→横顔(輪郭線)→横顔(色)の順で慣れていく
- 立体感を出したいなら目頭から鼻に影をつけて、頬のふっくら感で出す
他にも女性なら化粧のように、頬か目尻に薄くピンクでチークを塗るのもいいですね。
色を塗りたいけど輪郭線が上手く描けないという人は塗り絵も売られているので、塗り絵から始めてその塗り絵の線をトレースすると、何度も練習ができるのでオススメですよ。
もし苦手意識があった人は、絵を描くのも色を塗るのもこれを期に楽しんでいただけたら幸いです。
以上で『色鉛筆の肌の影のつけかた【影は最初は薄く塗ってから段々濃く塗る】』の紹介を終わります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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