リンゴデッサンの影の付け方と試験で後悔しない為に…【学生向け】

デッサン

20220.4.12更新

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「デッサンでモチーフといえば、とりあえずリンゴかな

「リンゴは見慣れているのに、いざ描いたらリンゴに見えない…」

 

リンゴのデッサンをすれば基本を学べると聞いたことがある人もいるかもしれませんが、最初の内はリンゴっぽく描くのは難しいですよね。

よく見慣れているから描けると思って描いたら、リンゴっぽくならないと描いては消して…をくり返している人も多いのではないでしょうか。

有名な画家もリンゴを描いた作品があるほど、いまやデッサンのモチーフにかかせないものとなっていますね。

私も高校の実技試験対策に練習をしていましたが、リンゴは角ばっているところがあったり、影とヘタまわりの色の描きわけをするのに苦労しました。

そこで実技試験練習やデッサンの課題などでリンゴっぽくならないと思っている学生さんにむけて、今回はリンゴのデッサンの描き方のコツを3つ紹介していきます。

 

リンゴデッサンの影の付け方のコツ1、リンゴの輪郭がまんまるとは限らない!

リンゴは丸く見えますが、よく見ると出っ張りがあるところがありますよね。

まずはその特徴をとらえてから描きこんでいかないと、影などを描き込んでから「なんか違う…」となって全部描き直しになったら時間も今までの労力も全て無駄になってしまいます。

イラストでは丸く描いて、一本棒を描いて葉っぱを描いてリンゴでもいいのですが、デッサンではそうもいきませんよね( ;^∀^)

なので、まずはモチーフに選んだリンゴはどんな特徴があるかをよく観察して描いて行きましょう。

 

リンゴデッサンの影の付け方のコツ2、描きはじめは影を大まかに描く。

リンゴの形を描いていったら、次は影です。

最初は、がっつり描きこまなくて大丈夫です。

まずはどこから光が当たってどこが影になっているかを観察して、影になっている部分を境界線がある程度わかるくらいまで描いていきます。

ヘタまわりの色が違うところにばかり気をつけてしまいがちになりますが、ヘタやヘタまわりのへこみの影も忘れないようにしましょう。

 

リンゴデッサンの影の付け方のコツ3、明暗をはっきりさせる。

ある程度描きこめてきたら、モチーフのリンゴと描いたリンゴを見比べてより近づけるように描きこんでいきましょう。

そのためには、まず光が強く当たってるところは描きこまず、影になっているところは濃く描きこんでメリハリをつけていきます。

そしたら、影との境界線をティッシュなどでこすってなじませます。

そして最後に、リンゴにはぶつぶつがあるのでそれも練り消しゴムなどで忘れずに描きましょう。

リンゴの種類によってはテカリがあるものとないものとあるので、種類の名前まで調べなくていいので、モチーフのリンゴのテカリはあるかも観察しながら描いてみて下さいね。

 

リンゴのデッサンの影の付け方のコツ、まとめ

リンゴはまん丸だと決めつけて描かず、よく観察して描きだしましょう。

最初は描きなおすことも多いかと思いますが、後は数をこなしていくしかないです。

影とヘタの色の違いをといっぺんに描こうとせず、順番にていねいにこなしていきましょう。

リンゴのテカリの有無もデッサンで表現して、よりリンゴらしさを追求しましょう。

私も練習が足りなくて、試験では不合格になってしまいましたが…。

皆さんには私みたいになって欲しくないので、最初はどこまで描いたらいいか、描いてるけど本物っぽく描けない…と思ってしまったり不安になると思います。

ですが、あきらめずに「自分はモノクロのカメラで用紙は写真だ!」と思って描いていきましょう。

 

最後に余談ですが、美術系の試験を受ける人は一度美術館に行ってみて下さい。

面接で聞かれたら答えられますし(私が答えられなかったので)、色んな作品をみていい刺激にもなりますよ。

その中で、この作品や作者いいなと思ったものがあればなおいいですね♪

以上でリンゴのデッサンの影の付け方のコツ3つの紹介を終わります。

失敗談ばかりでしたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

青リンゴのデッサンの描き方も紹介しているので、よかったらこちらもご活用下さい。

赤リンゴだけ練習は危険!?青リンゴのデッサンのコツ【初心者向け】

 

 

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