線画の色トレスの方法や必要性、塗りのスポイトは著作権違反になる?

スポイト 色彩
色トレスの画像

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「黒い線画だと絵が強調され過ぎるから色を変えたい」

「公式と同じ色で塗りたいけど、色トレスって著作権違反と聞いていて恐くてできない」

 

アニメでも最近では線画にも色が付いている作品が多くなりましたよね。

見比べてみると分かるのですが、やはり線画が黒だと絵全体が強調され過ぎてしまい、色を塗っても馴染みにくくなってしまいます。

私もアナログで描いた絵を写真で撮り、それをお絵かきソフトで線画抽出してデジタル絵で描いているのですが、出来た際の線が粗いのと太いので、黒にすると強調され過ぎてしまうので色トレスは必須になっています。

そこで今回は『線画の色トレスの方法や必要性、塗りのスポイトは著作権違反になる?』の解説をします。

ただ何でもトレスしていいという訳ではないので、色関連で問題になっている塗りのスポイトでのトレスの著作権についても解説していきたいとおもいます。

 

線画の色トレスの必要性

線を化粧で例えると女性ならメイクをするときに、ブラックでアイラインをすると目が強調されて、目力が強くなり過ぎてしまいますよね。

それをブラウンかブラックとブラウンの混合したアイライナーを使うと、ブラックより柔らかく落ち着いた印象になるのと同じ原理です。

 

どのような系統の絵を描くかにもよりますが、パステルのような薄い色で塗りたい場合は、線画を塗りたい色に近い明度や彩度にした方が線が浮かずに馴染みやすくなります。

 

あえてポップにしたいなどで黒で描く場合以外、黒でもいいのですが出来たら仕上がりが綺麗だったり上手いと言われたら嬉しいですよね?

 

もし今までとちょっと絵の雰囲気を変えてみたいという人も、線画の色を変えてみるだけでも雰囲気が変わるのでオススメです。

 

線画の色トレスの方法

まず線を描いたら「選択範囲」から「レイヤーを元に作成」から、線全体を選択して上から変えたい色を塗ります。

線の一部だけ変えたいときは、「なげなわツール」などで囲み、その範囲内を変えたい色で塗ります。

全体を同じ色に変える場合は、選択したら「塗りつぶしツール」で色を決めてから線より大きめに囲むと、一気に変えれるので時短ができますよ。

線の色を変えるとして多いのは、私もそうですが濃い茶色が使用されることが多いようです。

また水などの透明なものは、黒い線や茶色だと浮き過ぎてしまいますよね。

そのような場合は、水の部分だけはちょっと濃い青などに変更すると馴染みやすくなりますよ。

 

そんなの知ってるという人や慣れてきたという人は、線を選択後に「グラデーションツール」で色を複数選択して、マウスをドラッグするとドラッグした方向に色が変わる線ができるので、試してみて下さいね。

 

塗りのスポイトは著作権違反になる?

色トレスを「他のクリエイターの著作物の色をそのまま真似すること」を示すと言われているそうですが、こちらは言葉の誤用なのでこちらで覚えないようにしましょう。

とはいっても他の人の作品の色をスポイトで取り、自分の作品に使用することは著作権違法にならないかと話題になりましたが、やはり絵を描く人にとっては気になる問題ですよね。

 

はっきりさせるのは難しいとおもいますが、デジタルの場合は指定した色は同じだとしても、パソコンやプリンターによって見え方や仕上がりが若干変わってくるので、一概にNGとはいいがたいとおもっています。

私の場合は版権の絵を描いて色を塗るとき、公式の資料をみてパレットで近い色を探して塗り、見比べて近かったら当たったとゲーム感覚で楽しんで塗っています(笑)

 

どちらかというと他の写真や作品の模写を、そのまま加工せず自分の作品として使用する方が、著作権に引っ掛かりやすくなるので、そちらに注意していくといいかとおもいます。

 

まとめ

今回はデジタルで絵を描いている人には、当たり前な話も多かったかもしれませんが、絵を描く人にとっては著作権は大事なことなので、線の色トレースと一緒に解説させていただきました。

以上で『線画の色トレスの方法や必要性、塗りのスポイトは著作権違反になる?』の解説を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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