hikicomoriです。
よろしくお願いします。
「顔の正面を描きたいけど、どうしても不自然になってしまう」
「横顔が描けるようになりたい」
顔の正面って左右対称なので、ちょっとでもバランスが崩れると違和感がでてきてしまいますよね。
私もバランスがおかしいとおもうと、よく描きなおしてまわりが消しゴムのカスだらけになります(;^ω^)
そこで今回は『イラスト顔のアタリの付け方や横顔などをバランス良く描く方法』の解説をします。
アタリのとり方(正面)
アタリとはイラストや漫画を描く際に、鉛筆などを用いて線で大まかな位置決めをする下書き作業のことをいいます。
目から描くという人もいますがアタリをとって描くのに慣れてから描いたほうが、消しゴムで消す作業の数が減るので、早い分よりたくさん描く練習ができて上達も早くなります。
なので今までアタリをとっていなかった人や早く上手くなりたいという人は、最初は手間かもしれませんがアタリをとってから描いてみて下さい。
下記からアタリをとった正面の顏の描き方を図を入れながら解説します。
まずは楕円形を描いて十字線を描きます。
楕円の下部分は少し直線にして、あごを作ります。
卵の先が細くなっているような緩やかなイメージで描きましょう。
次に十字線の横線ライン上に目と耳を描く。
ただし描くキャラの年齢によっては目の位置や大きさなどが変わるので、年齢と性別に気をつけて描き分けましょう。
そんなこと言われても描き分け方とか分からないという人は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
まずは、一番描きやすいと思う年齢と性別から描いてみるのをオススメします。
そのあとは楕円の下半分を鼻と口用の線を引きます。
最初は目鼻口の間隔を均等に描いてみて、描きたい年齢と合わないなと思ったら、微調整していきます。
下記の図だと若い女性で描いているので、目鼻口の間隔を均等に描いています。
楕円の上半分は髪のボリュームを出すため少し大きめにとります。
楕円内で髪を描いてしまうとぺたっとした髪になり、バランスが悪くなってしまうからです。
もし帽子も描きたいときは、この大きくとった赤線から少し大きめに描くようにします。
最後に修正や描き足しをして完成(*‘∀‘)
髪まで描いたら、違和感がある箇所の修正や描き足しをしたりして調整していきます。
下記は耳を小さくして耳の線やまつげを付け足し、口らしく描き変えたりして調整しました。
男性版も描いてみましたので、最初はなんとなくでも男女での顔つきの違いを見比べてみて下さいね。
男性は大まかにいうと女性より丸みは抑えて縦長でシャープにし、目は細く釣り目で口も大きめに描くと、男性らしい顔つきになります。
横顔のアタリの付け方
正面の顏のアタリの付け方に慣れてきたら、次は横顔のアタリの付け方も紹介します。
楕円形を描いて十字線を描く
ここは正面の顏を描くときと同じになります。
横顔の場合は後頭部もあるので、もう少し横に広い楕円形でも可能です。
他にも方法があったのでは?とおもう人もいるかもしれませんが、正面と途中まで一緒だと覚えやすいかなとおもったのでこの方法にしました。
十字線の横線ライン上に耳、目を描く
ここも正面のときと似ていますが、横顔なので描く位置が少し変わります。
耳は十字線の交差している右側で縦の線に合わせて、目は十字線の横線に沿って描きます。
正面と同様に、耳と目は直線になるような位置に描くようにします。
おでこと鼻を付け足す
ここからはちょっと難しいかもしれませんが、楕円をベースにしておでこ、鼻、後頭部などを描いていきます。
鼻から口の部分が難しい!!という人は、口の部分は省略してもいいです。
輪郭より少し大きめに髪を描く
正面と同じように髪のボリュームを出すため、輪郭よりも少し大きめに髪を描きます。
あとはいらない線を消して、整えて横顔の完成です。
一番下のイラストは、色塗りの練習や横顔の練習の見本にでも使ってもらえたら幸いです(^^;)
まとめ
正面と横顔のアタリの付け方を紹介しました。
少しでもこの記事のおかげで描けた!!という人が増えてくれましたら嬉しいです(*’▽’)♪
以上で『イラスト顔のアタリの付け方や横顔などをバランス良く描く方法』の解説を終わります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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