卵のデッサンの描き方-輪郭線の太さと影の濃さに気をつけて描こう‼

デッサン
卵のイラスト

hikicomoriです。

よろしくお願いします。

 

「卵の丸みが上手く描けない」

「影を付けると石みたいになってしまう」

 

一面まっ白で描きやすそうな卵ですが、上下で丸みが異なっていたり殻の質感や影のつけ方が意外と難しいですよね。

私も何度も影を描いては指やティッシュで薄くして、調整するのが難しかったモチーフです。

そこで今回は卵のデッサンの描き方を紹介します。

※もし描く際は割らないように注意して、長く常温の場所に置かないようにして描くようにして下さいね(;^ω^)

卵のデッサンの描き方-1“輪郭線の太さを調整する”

卵のデッサンで石に見えてしまう人は、線の太さを一律にしていて影が濃い黒で描いていませんか?

そんな人は光が当たっているところは線を細くして、影のところは少し濃くしてみましょう。

線に強弱をつけることでメリハリがつくので、重量感を感じにくくなります。

線だけでなく影の濃さにも注意して描きこんでいくと、さらにいいですね。

 

卵のデッサンの描き方-2“上下の丸みをしっかり描き分ける”

卵は場所で丸みが違いますよね。

フリーハンドで描けるならいいですが、どうしても難しいなら上下で分けて描くと混合しないのでオススメです。

例えば半分は角が緩やかにとがった三角、もうひとつの半分は大きめの楕円でそれぞれ描きます。

そしてそのふたつを合体させ、かさなる線を消して卵の輪郭線の完成です。

練習なので定規である程度の大きさの長方形を描き、その中に描いてみるのもいいですね。

 

卵のデッサンの描き方-3“面の反射光も描く”

卵の面に当たっている部分に反射光があるのを見落としていませんか?

実は、面に当たるところは影ではなく反射光があたって影より明るくなっているんです。

なのでつい影を描いてしまいがちですが、卵の面に当たる部分は少し白いところを残して影を描くようにしましょう。

影を描いたら、反射光で残した白いところと影をティッシュで薄くぼかして自然な感じに仕上げます。

 

卵のデッサンの描き方-4“影は丸みに沿って描く”

卵の影はどのように描いていますか?

丸みをつけるため、卵の丸みに沿って影をつけるようにしましょう。

あるいは丸みに合わせて短く影を描いて、多角形のように描いてからぼかしたり、だんだん丸くしていったりしながら描くと、自然な丸みに沿った影になりますよ。

また白い卵の場合、まっ白なところは光が当たっているハイライトという場所だけになるので、薄くても黒く塗る必要があります。

ここで濃く塗りすぎてしまうと石のような卵になってしまうので、逆光など特殊な配置でない限りは濃く塗りすぎないようにしましょう。

筆圧が強くて薄く塗るのが苦手な人は、Hや2Hなどの鉛筆で塗ると調整しやすくなりますよ。

 

卵のデッサンの描き方“まとめ”

  1. 輪郭線を光が当たる方は細く、影の方は少し濃く描く
  2. 卵を半分ずつで分けて半分は角が緩やかにとがった三角、もうひとつの半分は大きめの楕円でそれぞれ描く
  3. 面にあたるところは反射光を意識して、白いところを残して描くようにする
  4. 影は卵の丸みに沿って描く

卵はシンプルですが丸みに特徴があり、全面が白いので輪郭線や影をつける練習にはオススメなので、一度練習してみてはいかがですか?

応用として、卵の殻だけや卵パックをデッサンしてみるのも面白いですね。

 

以上で卵のデッサンの描き方の紹介を終わります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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